日立造船は8月23日、福岡県直方市（壬生 隆明 市長）から、直方市汚泥再生処理センター建設工事を受注したと発表した。
直方市が管理・運営する、し尿処理施設「直方市向鶴浄園し尿処理場」は1965 年4 月に供用開始して以降、同市では整備を重ね、し尿等の適正処理の維持に努めてきた。供用から50年以上が経過し、施設の老朽化の進行状況、し尿処理施設の一般的な耐用年数を鑑み、新たに汚泥再生処理センターを建設することを決定した。
日立造船は新施設を建設することで、同市が目指す、し尿等の適正処理の安定的な維持と循環型社会形成のさらなる推進に貢献していく。
＜概 要＞
事業者：直方市（壬生 隆明 市長）
工事名：直方市汚泥再生処理センター建設工事
施設種類：有機性廃棄物リサイクル推進施設（汚泥再生処理センター）
工事場所：福岡県直方市大字知古地内（直方市向鶴浄園し尿処理場の隣接地）
敷地面積：約4,600 ㎡
工期：竣工予定：2021 年3 月 31 日
供用開始：2021 年4 月 1 日
処理方式：水処理：高負荷脱窒素処理方式+高度処理方式
資源化：汚泥助燃剤化方式
処理能力：113 kL /日
し尿：78 kL/日
浄化槽汚泥：35 kL /日
処理対象物：し尿、浄化槽汚泥その他有機性廃棄物（集落排水汚泥）
受注金額：29億9,000万円（税抜き）