斗山インフラコア、4~6月売上は21%増の2,144(十億)ウォン、中国ショベルは76%増の5,089台

 韓国の建設機械メーカー、斗山インフラコア(本社:仁川)が7月末に発表した業績報告によると、2018年第2四半期(4~6月)の売上高は、前年同期比20.9%増の2,144.1(十億)ウォン、EBITは同27.2%増の273.1(十億)ウォン、純利益は、同70.8%増の142.8(十億)ウォンとなった。(1ウォンは約0.1円)

 斗山インフラコア2018年第2四半期データ

■部門別・地域別

 重機は前年同期比26.9%増の950.7(十億)ウォン、エンジンは同16.3%増の160.5(十億)ウォン、Bobcat(ボブキャット)は同16.6%増の1,033(十億)ウォンとなった。

 地域別では、中国は前年同期比66.1%増の429.1(十億)ウォン、APEM(アジア太平洋・新興国)は同3.3%減の292.7(十億)ウォン、NAO(北米・オセアニア)/EUは同21.4%増の228.8(十億)ウォン、ボブキャットは同16.6%増の1,033(十億)ウォンとなった。

 好調が続く中国の油圧ショベルについては、2018年第2四半期の販売台数は前年同期比75.7%増の5,089台、上半期は同65.8%増の10,105台(2017年上半期:6,095台)で、シェアは9.1%だった。うち中・大型機の構成比が前年同期の33%から40%に拡大した。

 斗山インフラコアでは中国の油圧ショベルについて、2011年のピークを上回る17~18万台(2017年は斗山調べ:13.1万台)に達すると想定している。2017年の10,851台に対し、年初には2018年計画を20~38%増の13,000~15,000台を目指している。斗山では引き続き、販売手数料のリスクを最小限に抑え、安定したキャッシュフローを維持するために、現金販売と高度な先払いによる販売を拡大する。

 斗山インフラコア2018年第2四半期リリース