グンゼ、ベトナムにプラスチックフィルムの生産拠点を新設

   グンゼ(本社:大阪市北区)は8月17日、プラスチックフィルムの成長著しいASEANエリアを中心とするグローバル需要への対応のため、ベトナムに生産拠点となる新会社を設立したと発表した。総投資額は、土地・建物で約42億円。(画像は工場イメージ図)

 設立目的は、(1)ASEANエリアでの地産地消体制を確立するためと、(2)グローバルにおける生産能力を増強するため。グンゼでは、ASEANエリアでプラスチックフィルムの生産設備を増設することで、トイレタリー用途を中心に伸長している同社ハイブリッドスチレンフィルムなどの差異化製品のグローバル市場でのさらなる展開拡大を図る。

<新会社の概要>

会社名:Gunze Plastics & Engineering of Vietnam Co.,Ltd.

資本金:12,000千US$

出資比率:グンゼ株式会社 100%

所在地:ベトナム社会主義共和国

No. 9 VSIP II-A Hoa Binh Road, Vietnam Singapore Industrial Park II-A, Vinh Tan Commune, Tan Uyen Town, Binh Duong Province, Vietnam

(ホーチミン市内より車で約1時間、VSIPⅡExpansion工業団地内)

事業内容:シュリンクフィルム製造および販売

役員:会長 岡 高広、代表取締役社長 佐藤暁生

設立年月日:2018年7月23日

敷地面積:48,000㎡

延床面積:6,000㎡

操業開始日:2020年1月

投資額:約42億円

予定事業計画:2020年度 売上高 約15億円

 ニュースリリース