アイダエンジニアリング、4~6月売上は19.4%増の188.6億円

 アイダエンジニアリングが8月10日に発表した2019年3月期第1四半期(4~6月)連結業績によると、受注高は、自動車関連向けプレス機械の受注が増加し、245億3,700万円(前年同期比10.2%増)となり、受注残高は649億9,700万円(前年度末比9.6%増)となった。また、売上高は、国内外での自動車関連向けプレス機械売上の増加や日本リライアンス等の新規連結効果等により、188億6,200万円(同19.4%増)となった。

 利益面では、原価率の上昇等により営業利益は12億300万円(同8.5%減)となり、経常利益は為替損益の改善影響により13億6,900万円(同8.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は9億4,200万円(同3.5%減)となった。

■セグメント別の業績

日 本: 自動車関連向けプレス機械の売上増加や日本リライアンス等の新規連結の影響等により、売上高は117億7,400万円(前年同期比17.1%増)となったものの、セグメント利益は原価率の上昇等の影響により4億6,800万円(同13.5%減)となった。

中 国: 自動車関連向けプレス機械、サービス売上増により、売上高は27億3,000万円(同29.8%増)となったが、セグメント利益は原価率の上昇と販管費の増加により8,800万円(同53.2%減)となった。

アジア: 小型プレス機械やサービス売上の増加等により、売上高は24億3,000万円(同20.6%増)となったが、セグメント利益は原価率の上昇等により3億4,400万円(同8.3%減)となった。

米 州: 自動車関連向け中・大型プレス機械の工事進行基準売上の増加等により、売上高は49億7,300万円(同8.6%増)となったものの、セグメント利益は原価率の上昇等により2億4,800万円(同30.3%減)となった。

欧 州: 自動車関連向け中・大型プレス機械やサービス売上の増加等により、売上高は32億3,400万円(同3.1%増)となったが、セグメント損益は原価率の上昇と販管費の増加により3,600万円の損失(前年同期はセグメント利益4,500万円)となった。

 2019年3月期連結業績見通しは、売上高780億円(前期比5.6%増)、営業利益68億円(同7.7%増)、経常利益69億円(同16.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益49億円(同2.4%増)と前回予想を据え置いた。

 アイダエンジニアリングの2019年3月期第1四半期決算短信

 第1四半期決算説明資料