鍛圧機械、7月受注は40.1%増の326.8億円、4カ月連続で300億円超え

 日本鍛圧機械工業会が8月8日にまとめた2018年7月の鍛圧機械受注額は、前年同月比40.1%増の326億8,000万円となり、4カ月連続で300億を超えた。プレス系、板金系、サービス共に前年同月を上回り好調を維持している。国内は金属製品製造業及び一般機械が好調に推移、海外は欧州向けの大型機、韓国・台湾向け小型機が牽引した。

 機種別によると、プレス系機械は前年同月比66.2%増の146億1,000万円。超大型プレスは19.5%増、大型プレスが2.9倍増、中型プレス14.8%増、小型プレスも2倍増となった。油圧プレスは25.1%増、フォーミング゙は3.6倍増、自動化・安全装置も88.5%増。

 板金系機械は同33.5%増の109.6億円。レーザ・プラズマが70.1%増、プレスブレーキ33.4%増、パンチング6.3%増となった。

 内外別によると、国内は前年同月比42.8%増の145億5,000万円。金属製品製造業は76.8%増、一般機械が63.8%増、鉄鋼・非鉄金属も2.3倍増だが、自動車は3.0%減、電機が19.4%減となった。

 輸出は同61.9%増の110億1,000万円。欧州向けは13.4倍増、韓国・台湾向け2.8倍増、東南アジア向けも26.5%増だが、北米向けが19.7%減、中国向け26.9%減、インド向けも8.8%減となった。

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