九州精鍛、熊本県合志市と立地協定、自動車部品の需要拡大で新工場

 熊本県合志市は8月6日、8月1日(水)、熊本県庁において、九州精鍛(本社:熊本県合志市)と熊本県、合志市の三者で立地協定を結んだと発表した。この協定は、九州精鍛が自動車部品の需要拡大に対応するため、蓬原工業団地における新たな工場の増設と大型自動鍛造プレス機械の導入により、生産能力の強化を図るもの。

 市によると、九州精鍛の事業計画では、12億円の設備投資と16名の新規雇用が予定されている。今回の投資における雇用の創出と地域経済への波及効果によって、「健康都市こうし」の施策目標の一つである「産業の健康」に、大きな好影響があると感じているとしている。

 九州精鍛は、㈱ゴーシューホールディングス(本社:滋賀県湖南市)のグループ企業で、クランクシャフト(熱鍛品)、クランクシャフト(熱冷鍛品)を製造している。

<新工場概要>

所在地:熊本県合志市豊岡(蓬原工業団地)

投資額:12億円

新規雇用予定:16名

設備:3,150t自動鍛造プレス等の導入

操業開始予定:2019年9月

 熊本県合志市の発表資料