京三製作所、総投資額70億円で本社工場生産拠点再構築の第Ⅳ期工事を実施

 ㈱京三製作所は8月3日、約70億円を投じて本社工場生産拠点再構築の第Ⅳ期工事を実施すると発表した。

 同社では、本社工場生産拠点再構築第Ⅰ期から第Ⅲ期工事を通じて、生産エリアの拡充と地震災害リスクの軽減を図ってきた。今回、同社の企業ビジョンである「KYOSAN VISION」に基づく長期構想を実現するため、「本社構内に残る老朽建屋対策」、「イノベーションの推進」、「成長戦略を見据えた生産エリア拡充」、「構内動線の改善・効率化」、「今後のダイバーシティへの取り組み」を目的とし、中期経営計画の全社戦略の推進と連携した新たな構内再整備を実施することにした。

<工事の概要>

所在地:神奈川県横浜市鶴見区平安町 2丁目 29 番地の1

工事内容:

(1)R/D(Research&Development)センターの建設

(2)工場の増築

(3)その他

総投資額 約70 億円(解体等を含む)

整備期間 2018 年上期~2022 年下期(予定)

(1) R/Dセンターの建設

① 建物構造 鉄骨造(S造)2階建て

② 延床面積 約1,580 ㎡

③ 着工予定 2019 年上期

④ 竣工予定 2019 年下期

(2) 工場の増築

① 建物構造 鉄骨・鉄筋コンクリート(S-SRC造)4階建て

② 延床面積 約12,870 ㎡

③ 着工予定 2020 年下期

④ 竣工予定 2021 年下期(構内整備等を含む全体竣工は2022 年下期)

(3)その他

① 老朽建屋の解体・構内整備

本整備計画の一環として、残存する老朽建屋の解体およびこれに付随する構内整備

② 企業内保育所設置の検討

従業員の「働く環境」整備の取り組みの一環として、育児をする従業員が仕事を継続でき

る職場環境整備の検討

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