サントリー食品、グループ会社榛名工場の生産設備を増強

 サントリーホールディングス(本社:大阪市北区)は8月3日、サントリー食品インターナショナル(本社:東京都中央区)の100%出資会社、サントリープロダクツ(本社:東京都中央区)が、榛名工場(群馬県渋川市)において、無菌充填で製造するペットボトル製品の生産設備を増強すると発表した。2018年冬から着工し、2020年春、2021年春にそれぞれ新ラインの稼動を目指す。

 昨今、健康志向の高まりや働き方などの変化により、顧客のニーズが多様化し、なかでも水、コーヒー、お茶カテゴリーが伸長している。今年度、サントリーでは「サントリー天然水」「BOSS」、ならびに「伊右衛門」「サントリー烏龍茶」等の無糖茶カテゴリーを活動の柱としてこれまで以上に重点を置き、積極的なブランド投資を行っている。新ラインは、特に成長が著しい麦茶やペットボトルコーヒーを中心に、中期的な安定供給を図るため、生産設備を増強するもの。

<「サントリープロダクツ(株) 榛名工場」生産設備 投資概要>

工場所在地:〒377-0004 群馬県渋川市半田200 

設備仕様およびライン数の増減:

無菌充填ペットボトル製造ライン ライン数の増減なし(1.既存缶ラインを炭酸・非炭酸兼用少容量PETラインへ置換え、2..既存大容量PETラインを大小兼用ラインへ更新)

 着工(予定):2018年 冬

 竣工・稼動(予定):(1ライン目)2020年 春、(2ライン目)2021年 春

 ペットボトル飲料年間生産能力:約3,400万ケース(約1,000万ケース増)

 主な製造可能商品:「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」、「クラフトボス」、サントリー緑茶「伊右衛門」、「サントリー烏龍茶」など

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