米Terex、4~6月売上は19%増の14億ドル、通期EPSを上方修正

 米国の建設機械メーカー、Terex Corporation(テレックス、本社:コネチカット州Westport)が7月31日に発表した2018年第2四半期(4~6月)業績によると、売上高は前年同期比19%増の14億ドル(前年同期:12億ドル)、継続事業からの営業利益は5,590万ドル(9,540万ドル)、1株当たり0.73ドル(0.98ドル)、調整後利益は7,490万ドル(4,960万ドル)、調整後1株当たり利益は0.98ドル(0.51ドル)だった。

 テレックス2018年第2四半期データ

 Terex社長兼最高経営責任者(CEO)のJohn L. Garrison(ジョン・L・ギャリソン)氏は次のように述べている。

 Terexは、第2四半期を大幅に改善しました。これらの堅調な財務成績は、事業の改善、規律ある資本配分戦略の実行、および世界的な市場における幅広い改善を実行することの大きなメリットを反映しています。

 空中作業プラットフォーム(AWP)とマテリアルプロセッシング(MP)は引き続き非常に優れた性能を発揮します。当社のクレーン部門は第1四半期と比較して予想通り改善しましたが、引き続き重要な不足の影響を受けています。

 私たちは、3つの優先事項にわたる、Execute to Winビジネスシステムの導入を進めました。すなわち、Commercial Excellence(商業優秀)、Lifecycle Solutions(ライフサイクルソリューション)、Strategic Sourcing(戦略的調達)・・・・・Commercial Excellenceの当初のメリットは、現在の業績にプラスの影響を与えています。Strategic Sourcingのメリットは2018年の後半に始まります。

 私たちは、規律ある資本配分戦略に専念しています。当四半期中、当社は2,900万株を1億1,600万ドルで買い戻しました。過去18ヶ月間にわれわれは約3,400万株、または当社の発行済株式の約3分の1を買い戻しました。また、最近、当社は新たに3億ドルの自己株式取得を発表しました。

 2018年通年の修正EPSガイダンスの範囲を2.70ドルから3.00ドルから2.80ドルから3.00ドルに更新しています。この改善は、上半期の経営成績、資本市場行動、および2018年の残高に対する当社の期待を反映しています。

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