Komatsu America Corp.(コマツ・アメリカ・コーポレーション:KAC)とPropeller Aero Inc.(プロペラ・エアロ・インク、コロラド州デンバー)は7月31日、無人機による地図作成と分析ソフトウェアを使用して建設現場の効率を向上させるために提携したと発表した。
ドローンがますます一般的な作業現場のツールになるにつれて、コマツはスマート建設イニシアチブの主要コンポーネントとして航空地図と分析を特定した。構築の各段階でエンドツーエンドのワークフローを提供するように設計された一連の統合ハードウェアおよびソフトウェア製品である。
KA Cのプロダクトマネージャー、Jason Anetsberger(ジェイソン・アネツベルガー)氏は次のように述べている。「当社の重要なパートナーの1つとしてPropeller Aeroを加えることにより、北米の販売代理店と顧客は航空写像空間でこの基準を達成するための優れた能力を得ることができます。プロペラは、簡単で強力な分析ツールと、正確で迅速なサイトを組み合わせています。」
重要なことに、プロペラのテクノロジープラットフォームは、ローカルサイトキャリブレーションを含む複数の座標システムをサポートしている。これにより、職場で既に使用している特定の地理空間座標で表現された最新の測量データを取得することができる。ローカルグリッドのサポートは、無人機でキャプチャした地図やモデルを計画や以前の調査と一致させるために重要である。
現在、Salt Lake City(ソルトレークシティー)に本社を置くコマツのディストリビューターであるKomatsu Equipment Company(KEC)は、このパートナーシップの結果、コマツの顧客にプロペラソリューションを初めて提供した。これまでの肯定的な回答に基づき、KECは建設業界がこの技術を迅速に採用すると確信している。
KECのスマートコンストラクションビジネスマネージャであるChris Faulhaber(クリス・フォールハーバー)氏は、「誰でも無人機で飛行することができます。プロペラは比類のないWebプラットフォームを介して、迅速で正確なデータ処理を提供します。このプラットフォームは使いやすく、健全なコラボレーションを促進し、重要な情報を素早く提供するため、誰もが予想以上に早く一緒に働くことができます。」