ボルボCE、2018年第2四半期の売上高は32%増、営業利益率は15.1%

 Volvo (ボルボ)グループの建設機械メーカー、Volvo Construction Equipment(Volvo CE:ボルボ建設機械、本社:スウェーデンイェーテボリ)は7月19日、2018年第2四半期(4-6月)と上半期(1-6月)の業績を発表した。殆どの市場で、競争力のある製品と高い需要の組み合わせにより、第2四半期の売上高は前年同期比で32%増加し、ほぼ3分の1となった。量が戻ったときのコスト管理が良好であっても収益性が大幅に向上した。

 第2四半期の売上高は32%増加し、24,403百万SEK(約3,075億円、2017年第2四半期は18,439百万SEK)だった。営業利益も3,675百万SEK(約463億円)と前年同期の2,460百万SEKを大きく上回り、営業利益率は15.1%(13.3%)となった。(1SEK:スウェーデンクローナは約12.6円)

 ボルボCE2018年第2四半期データ

 第2四半期の受注は41%増、出荷台数は28%増の24,108台。中国での受注は特に好調で、SDLGホイールローダとSDLGおよびVolvoの油圧ショベルに対する需要の増加により72%増加した。

■市場の改善

 2018年の第2四半期には、大半の主要市場における需要状況の改善が続いた。今年度は、ヨーロッパは8%増、北米は17%増、南米は28%増。アジア(中国を除く)は19%増、中国市場は引き続き47%増と好調に推移した。

 ボルボCEのMelker Jernberg(メルカー・ユーンバーグ)社長は、「ボルボCEは強固な製品とサービスに十分投資しており、お客様と自らの両方に役立っています。サプライチェーン全体の効率性を向上させる努力を続け、正しい方向に進んでいます。新しい技術への投資と同時にコスト意識と柔軟性を維持することのバランスを見つけることは、今年の残りの期間中も引き続き注目されます」と述べた。

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