中国の大手建設機械メーカー、徐工集団(本社:徐州市)は7月5日、中国航空技術国際有限公司と戦略的協力協定を締結し、長期的かつ安定的かつ堅い戦略的協力関係を確立し、共通開発を追求すると発表した。当日、徐工集団輸出入公司副総経理の张岩梅と中国航空技術国際有限公司副総経理の何峰が戦略的協定書に調印した。(徐工集団の概要)
両社は、補完的な利点と資源の共有、平等な協力と相互利益、そして完全性と革新の原則に従うことに同意した。管理協力とコミュニケーションの仕組みを確立する。両社のハイレベル会合を定期的に行い、経験交換と学習のために経営陣と交換し、時宜にかなったビジネス協力事項を交換し、戦略的協力の円滑な発展を確実にする条件を積極的に創出する。
今回の合意により、両社間の協力の視野が広がり、今後は国内外の建設機械・機器製造分野における戦略的協力を深め、その優位性を最大限発揮し、情報交換と資源統合を強化する。 包括的な戦略的パートナーシップを確立し、双方の共通開発における新しい章を開く。
中国航空技術国際工程有限公司は、「一帯一路」建設のパイオニアとして知られており、中国航空工業集団有限公司(世界トップ500)傘下の大規模な国営企業。米国 「Engineering News Record」による世界エンジニアリング・コントラクター・ランキングで225社にランクインされた中国初の外資系エンジニアリング企業。同社はエンジニアリング事業をグローバルに展開しており、主な事業は「一帯一路」に沿って展開されている。アラブ首長国連邦、タンザニアなどで子会社を設立し、30以上の国や地域との広範な協力関係を確立している。近年、ケニア新空港に沿って多くの有力な「一帯一路:One Belt・One Road」の主要プロジェクトが実施されている。
徐工集団は、中国で第1位、世界第6位の建設機械をリードする企業として、製品を179の国と地域に輸出し、300の海外ディストリビューター、40の海外駐在員事務所、40の海外スペアパーツセンターを設けている。「一帯一路」に沿って、徐工製品は57カ国をカバーしており、数十の国でブランドとして選ばれている。