新たな高値に近づいているインドのバックホー・ローダー市場

 英KHLグループの一員であるOffhighway Research(オフ・ハイウェイ・リサーチ)が7月3日に発表した新しい「Backhoe Loaders India Equipment Analysis」(インドのバックホー・ローダー調査)の予測によると、2018年の需要は前例のない最高の38,000台に達するとしている。

 バックホー・ローダーは、建設機械の販売台数の43〜50%を占めるインドで特に人気がある。さらに、インド市場は、グローバル・バックホー・ローダー需要の半分以上を占めている。

 「バックホー・ローダーの人気は、汎用性、モビリティ、所有権と運用コストの低さ、容易な資金調達と優れた再販価値、そしてアフターセールスサポートの普及によるものです」とOff-Highway Researchのレポートは述べている。

 インド建設機械市場の好景気は、バックホー・ローダーの販売台数をさらに高めてくれるはずだが、Off-Highway Researchでは20万台以上に上るこれらの機械の人口はクローラー式ショベルの人気が高まり、エンジン排出規制のためにコスト増加が予想されるため、この分野の成長は他の機種の成長と一致しない。しかし、バックホー・ローダーは引き続きインドで大量に販売され、大いに人気を保つことは間違いないとしている。

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