㈱安川電機は7月4日、中国におけるロボット工場、安川(中国)機器人有限公司(江蘇省常州市)において、6月15日、第3工場の竣工式を行ったと発表した。
中国では、少子高齢化による人手不足や人件費の高騰などから生産現場の自動化が急速に進んでいる。また、中国経済の継続した成長に伴い、自動車関連市場のほかスマートフォンをはじめ、コンピュータ、家電製品、通信機器や重量物の搬送といった幅広い分野でロボットの需要が拡大している。
安川(中国)機器人有限公司は、このような需要増に対応し、第1工場、第2工場に加え第3工場を新たに増設し需要地生産の体制を強化した。第3工場の増設と第1工場・第2工場の再編により生産能力は従来の月産1,000台から1,500台に拡大する。
なお、竣工式には常州市蔡副書記をはじめ、在上海日本国総領事など多数の来賓者が列席、安川電機は中国におけるロボット事業の状況や新工場の概要について説明した。
<第3工場概要>
所在地:〒213166 中国江蘇省常州市武進高新区武進西大道59号
建築面積:11,600 ㎡
稼働開始(予定):2018年9月
生産能力:1,500台/月〔※第1・2・3工場の合計〕
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