ドイツの大手機械メーカー、Liebherrは6月28日、マイニング(鉱業)用油圧ショベルで3つのマイルストーン(一里塚)を祝ったと発表した。同社のマイニングショベルは、100〜800トンの稼働重量を持つ9機種あるが、うち3機種がColmar(仏)ですばらしいマイルストーンを祝った。
■100台目のR 9100
100トンクラスのマイニングショベルは、ショベル市場全体の約60%を占めている。 Liebherr-Mining Equipment Colmar SASの場合、この範囲はR 9100とR 9150で構成されている。
最初のR 9100は2010年に発売され、同社の最も売れたショベルの1つ。社内のLiebherr V12ディーゼルエンジンを搭載した565 kW(757 HP)マシンの大部分は、5大陸全域で稼動している。一例として、Cobre Panama Copper 鉱山には8台のR 9100掘削機が稼働しており、平均サイクルタイム22秒の生産性出力を提供している。
■150台目のR 996B
R 996Bは18歳の誕生日を迎える。巨大な600トンのショベルは1995年にR996として最初に打ち上げられ、2000年にR996Bとなった。それは主にオーストラリアとインドネシア、ロシア、南アフリカ、アルゼンチンのベラデロ鉱山で操業している。それらは、鉱山が4,000メートル(13,000フィート)から4,850メートル(16,000フィート)の間に位置するため、オプションの高高度キットを使用して2つのR 996と1つのR 996 Bを運用する。
■200台目のR 9350
Liebherr R 9350は、2000年に最初に鉱山市場に導入され、元々R 994Bで名称変更された。ショベルの殆どはオーストラリア、インドネシア、南アフリカ、ロシアで操業している。ロシアの場合、大半のマシンにはオプションのLiebherr Arctic Kitが装備されており、-50°C / -58°Fまでの温度で動作する。
これらのマイルストーンの成果は、長年の努力の結果であり、顧客の業務ニーズに最適な機器を顧客に提供するというコミットメントである。
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