シャープエネルギーソリューション※1は7月2日、インドネシア共和国 南スマトラ州 パレンバン市にある複合競技施設「ジャカバリン・スポーツシティ」の敷地内に、現地のエネルギー関連企業 Perusahaan Daerah Pertambangan Dan Energi社※2と共同で太陽光発電所(メガソーラー)を建設したと発表した。6月30日に、現地で竣工式が行われ、同州のAlex Noerdin知事をはじめ、同国のエネルギー・鉱物資源省、在インドネシア日本国大使館などの関係者が参加した。
同発電所は、日本の環境省が実施する「二国間クレジット制度に基づく設備補助事業※3」の採択を受けて建設した。今回設置した約1.6MW-dcの太陽電池モジュールの年間予測発電量は約1,922MWh/年となり、約917tCO2/年の温室効果ガス排出量削減に貢献する見込み。
<発電所の概要>
設置国:インドネシア共和国
設置場所:南スマトラ州 パレンバン市
出力規模(モジュール容量):約1.6MW-dc
年間予測発電量:約1,922MWh/年
想定温室効果ガス排出削減量:約917tCO2/年
運転開始日:2018年4月10日
※1 太陽光発電システムの販売および電気設備工事などのエネルギーソリューション事業を担うシャープ株式会社の完全子会社。本社:大阪府八尾市、取締役社長:佐々岡 浩。
※2 鉱業、電気エネルギー開発、エネルギーコンサルタント事業などを手掛ける企業。本社:インドネシア共和国 南スマトラ州 パレンバン市、代表取締役社長:Arief Kadarsyah 氏。
※3 途上国において、日本の優れた技術などを活用してCO2排出削減事業を実施し、温室効果ガス排出削減効果の測定・報告・検証を行う事業。これにより算出された排出削減量を、二国間クレジット制度により日本の排出削減量として計上することを前提に、事業者に対し優れた低炭素技術の初期投資費用の2分の1を上限として設備補助を行う。