英国の大手建設機械メーカー、JCBは6月28日、数百の雇用を創出し、その機械で使用されるキャブ(建機の運転室)を二重生産する新しいイギリスの工場で、5,000万ポンド(約72億円)以上の投資を発表した。(1英ポンドは約144.4円)
Uttoxeter, Staffordshire(スタッフォードシャーのアトックシター)にあるA50に隣接するJCBキャブシステムの350,000平方フィート(約32,500㎡)の施設で、既存の2つのJCBプラントの隣で作業が進んでいる。ハイテク工場は、年間約10万台のキャブを生産する能力を備えている。それはコンピュータ制御の生産ライン、完全自動化された塗装施設とロボット溶接を含み、2022年までに200以上の新しい雇用を創出する。(1平方フィートは約0.0929㎡)
JCBのCEO Graeme Macdonald(グレーム・マクドナルド)は次のように述べている。「この新工場は、世界で最も高度で生産性の高いキャブ施設となり、さらに効率性を高めます。投資は会社の歴史の中で最大のものの一つであり、イギリスとスタッフォードシャーの故郷での製造に対するコミットメントを強調しています。」
この新しい工場は、世界で最も高度で生産性の高いキャブ施設となり、さらに効率性をビジネスにもたらす。
Burton and Uttoxeter の議員 Andrew Griffiths(バートンとアトックシター議員のアンドリュー・グリフィス)は、ビジネス、エネルギー、産業戦略部の国務次官である。彼は言った:「これは、スタッフォードシャー、さらにはミッドランドの経済にとって、アトックシターの素晴らしいニュースです。 この投資はこの地域の大規模な拡大を意味し、スタフォードシャーがビジネスを行うにはどんな素晴らしい場所を強調しています。 JCBが郡や英国の製造業に投資し続けていることは素晴らしいことです。これは、より多くの投資を誘致するだけのものです。」
JCBキャブシステムズは現在、Rugeley(ルージリー)の既存の現場で400人以上のスタッフを雇用している。新工場は2019年の夏に開設予定。JCBキャブシステムズのゼネラルマネジャーであるDavid Carver(デビッド・カーバー)氏は次のように述べている。「新しい雇用が創出される一方で、新しい工場に移転することで、高水準な自動化により労働力を倍増させることなく、工場全体は生産性を向上させ、廃棄物を削減し、かつてないレベルの品質を提供するように設計されています。」