IFR(国際ロボット連盟:International Robotics Federation)の6月20日発表によると、産業用ロボットの世界全体の販売台数は2017年には380,550台となり、前年(2016年:294,300台)に比べて29%増加した。米国での販売台数は前年比で6%増加し、ドイツでは8%増加した。これは、International Robotics(IFR)出版の「World Robotics Report 2018」の最初の調査結果である。
2017年には約125,200台が販売され、21%の成長に相当し、2017年の最も強力な成長分野は金属産業( 54%増 )、電気・電子産業(27%増)、食品産業(19%増)であった。
販売台数でみると、アジアは2017年に約138,000台の産業用ロボットが設置され、続いて韓国が約4万台、日本が約3万8,000台にのぼる、最も強い個別市場がある。欧州では33,000台の産業用ロボットが販売されており、ドイツでは約22,000台が販売されている。
「国際ロボット連盟連合会長の津田純嗣氏は、デジタル化、簡素化、ヒューマン・ロボット連携などの主要動向は確かに未来を形作り、急速な発展を促すだろうと、世界中の産業用ロボットの成長は引き続き劇的なペースで続いています。」
デジタル化の過程で、実際の生産が接続されたデータに入り、分析のための完全な可能性を機械学習にまかせる。ロボットは学習プロセスを通じて新しいスキルを獲得する。このような技術は、既存のユーザーにとって魅力的であるばかりでなく、中小企業にも魅力的。人とロボットの間に防護壁がなくても、新しい柔軟な生産プロセスへの新しいアプローチが可能になる。ロボットコラボレーションは、少量の柔軟な生産を高い複雑さでサポートする。
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