アイシン・エーアイ、約115億円投じて吉良工場を拡張、新たにATユニットの生産を開始

 アイシン・エーアイ(本社:愛知県西尾市)は6月28日、約115億円を投じて愛知県西尾市の吉良工場を拡張し、現在のマニュアルトランスミッションの生産に加え、新たにFF8速のオートマチックトランスミッション(AT)ユニットの生産を開始すると発表した。

 アイシングループでは、2020年におけるAT生産1,320万台体制構築に向け、グループ一体となって生産体制の拡充を世界各地で行っており、今回の拡張はその一環として実施するもの。

 今回のアイシン・エーアイ吉良工場の拡張は、2008年竣工の既存工場を増築する形で実施し、2019年5月に竣工、同年11月にATユニット生産を開始し、年40万台の生産を予定している。

 今後も同社は、国内外における地域ごとの特性に応じた最適な生産拠点づくりや生産体制の構築を推進し、グローバルサプライヤーをめざしていく。

<吉良工場の概要>

所在地:愛知県西尾市吉良町友国松下140番地

現在の建屋面積:39,870㎡(延床面積:2008年1月竣工)

増築面積:13,462㎡(延床面積:出来上がり後 53,332㎡)

投資額:約115億円(生産設備を含む)

竣工予定:2019年5月

生産品目:現在:マニュアルトランスミッションユニット

増築部:オートマチックトランスミッションユニット

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