デンマークのDanfoss（ダンフォス）は6月26日、米国カリフォルニア州Hayward（ヘイワード）にある米国の新興企業Nelumboの少数株を購入したと発表した。Nelumboは、改良された熱交換器の性能と耐食性に使用できる独自の表面処理技術を開発した。
Danfossは、Nelumboに最近投資したことにより、ソリューションとサービスのポートフォリオに重要な新技術を追加し続けている。
「Nelumboとのパートナーシップは、新しい革新的技術に投資するという野望を明確に示し、より良い未来を常にエンジニアリングすることを目指しています。 これは非常に有望な会社であり、Nelumboが熱交換器やHVAC（暖房・換気・空調）市場を拡大する可能性について非常に期待しています」とダンフォス社のCooling Segment社長JürgenFischer（ユルゲン・フィッシャー）氏は述べている。
「このステップでは、HVAC（暖房・換気・空調）市場において優れた性能と信頼性を実現するお客様のニーズを満たすカスタマイズ機能を提供することができます」とDanfoss Cooling Heat ExchangersのLars Rasmussen（ラース・ラスムッセン）副社長は述べている。
ダンフォスの投資により、急速に成長する熱交換器市場では、先進的な利点と強力な差別化がもたらされる。
Nelumboの創業者でCEOのLiam Berryman（リアム・ベリーマン）氏は次のように述べている。「NelumboとDanfossは熱交換器が今日直面している基本的な課題を克服しています。一緒に我々は、顧客にユニークな機能を提供し、これらの製品が何をすることができるかを大幅に上げることができます。私たちのパートナーシップがHVAC市場に永続的な影響を与えることを非常に嬉しく思います。」
Nelumboは、カリフォルニア大学バークレー校の3人のエンジニアによって2015年に結成された。同社は現在、米国カリフォルニア州ヘイワードに8人を雇用している。 www.Nelumbo.io