国際協力銀行(JBIC)、常陽銀行向け投資クレジットラインに基づく個別契約を締結、昭芝製作所のフィリピン自動車部品事業に充当

 国際協力銀行(JBIC)は6月21日、常陽銀行との間で、融資金額112千米ドル(JBIC分)の貸付契約を締結した。これは、常陽銀行と締結済の日本の中堅・中小企業の海外事業展開支援のための投資クレジットラインに基づく個別契約。クレジットラインの下で契約締結した個別融資は、㈱昭芝製作所(本社:東京都練馬区)のフィリピン法人であるShoshiba Filipina Industria, Inc.が実施する自動車部品の製造・販売事業に必要な資金に充てられる。

 融資は、このクレジットラインの下、中堅・中小企業が開発途上地域で行う事業に必要な長期外貨資金を本邦金融機関経由で機動的に供給することで、日本の中堅・中小企業の海外における事業展開を支援し、日本の産業の国際競争力の維持及び向上に貢献するもの。

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