三菱マテリアル・三菱ガス化学・電源開発、岩手県八幡平市の安比地熱発電プロジェクトの3社による事業化推進で合意

 三菱マテリアル(MMC)、三菱ガス化学(MGC)および電源開発(J-POWER)は6月20日、岩手県八幡平市安比地域における地熱発電プロジェクトについて、安比地熱の株主に新たにJ-POWERを加え、MMC、MGC、J-POWERの3社で事業化を推進するとともに、工事工程の一部を変更することに合意したと発表した。

 安比地熱は、環境へ配慮した地熱発電所(出力14,900kW)の建設により、CO2排出量抑制と電力安定供給に貢献するため、2019年以降の建設工事開始に向けた検討を進めていく予定。MMC、MGC、J-POWERの3社による共同事業は、現在建設中の山葵沢地熱発電所計画(秋田県湯沢市)に加え2地点目となる。

<安比地熱株式会社 概要>

社名:安比地熱株式会社

設立年月日:2015年10月9日

所在地:岩手県八幡平市田頭第39地割80番地1

資本金:100百万円

出資比率:MMC 51%(変更前 60%)、MGC 34%(変更前 40%)、J-POWER 15%

事業概要:事業化検討、電気供給事業他

代表者:取締役社長 有木 和春(現:MMC環境・エネルギー事業本部エネルギー事業部事業部長補佐)、取締役副社長 満田 信一(現:MGC特別理事)

 ニュースリリース