日立造船、インドでごみ焼却発電プラント設備工事を3件受注

 日立造船は6月18日、インド子会社Hitachi Zosen India Private Limited.(以下HZIND)が、同国でインフラ整備事業を手がけるEssel Infraprojects Limited.が設立した特別目的会社(SPC)より、ごみ焼却発電プラント設備工事を3件受注したと発表した。日立造船グループのインドにおけるごみ焼却発電プラントに関する受注は2013年に1件初受注して以来、2例目となり、累計で4件となる。

 日立造船グループは、日本や東アジア、欧州を中心に850件以上のごみ焼却・発電プラントを受注し、世界トップクラスの実績を有している。東アジア地域においては、中国大陸で14件、台湾で5件、韓国で8件を受注・納入している。有望な市場であるインド・東南アジア地域においては、2016年にインドで1件、2017年にベトナムで1件を納入し、現在マレーシアで1件、タイで2件を建設中。

 日立造船グループは、今後とも環境事業における世界No.1企業を目指し、ますます高まる海外でのごみ焼却発電プラントの需要に積極的に応えていくとしている。

<受注概要>

発注者: Essel Infraprojects Limited. が工事毎に設立した特別目的会社(SPC)

建設地: ①アンドラプラデシュ州 カダパアンドラプラデシュ州 T.P.グデムアンドラプラデシュ州 アナンタプル

所掌範囲:ストーカ式焼却炉および排ガス浄化システム部分 (焼却炉等の設計および火格子等の主要機器供給に加え、現地での据付および試運転時のスーパーバイザー派遣、運転・メンテナンスの指導等)

処理能力:各 330t/日

発電出力:各 約6,000kW

竣工時期:2019年

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