■オペレータが搭乗し自動運転による収穫作業が可能なコンバインで軽労化に貢献
㈱クボタは6月15日、「ファームパイロット(Farm Pilot)」シリーズと称したGPS搭載農機第4弾として、オペレータが搭乗した状態での自動運転による稲・麦の収穫作業を可能にした「アグリロボコンバイン」を、業界に先駆けて今年12月から本格販売すると発表した。クボタでは、「今後も、ICTやロボット技術の開発を推進し日本農業の課題解決に努めてまいります」としている。
日本の農業は農家の高齢化に伴う農家戸数の減少により、営農規模の拡大が進んでいるなか、担い手農家は作業効率の向上や省力化など様々な課題を解決するため、精密農業への取り組みが急務となっている。
クボタはこれまで、担い手農家が抱える課題解決に向けて、ファームパイロットシリーズと称したGPS搭載農機3機種を市場投入してきた。今回は、業界で初めて収穫作業に使用するコンバインに自動運転アシスト機能を付加し、自動運転による収穫作業の高効率化や高精度化、軽労化を図り、日本農業の活性化に貢献する。
<希望小売価格(税別)>
WRH1200A-2.1:15,700,000円 /WRH1200A-2.6W:16,200,000円
WRH1200Aー3.2W:16,800,000円/GPSユニット(基地局): 1,200,000円
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