コマツは6月8日、認定特定非営利活動法人「日本地雷処理を支援する会(理事長:荒川龍一郎/以下JMAS)」と提携し、2008年より行ってきたカンボジア王国バッタンバン州での地域復興支援プロジェクトが10周年を迎え、記念式典を開催したと発表した。10年間における活動累積実績は、地雷処理数1,360個、処理面積1,735ha、道路整備62km、建設小学校8校(全生徒数572名、2017年12月時点)、溜池46個となった。
今年5月22日、現地で10周年記念式典が開催され、副州知事をはじめ、地域の人々、CMAC(カンボジア地雷除去センター)、JMAS、コマツ関係者の約800名が参加した。式典では、参列したコマツ野路会長、プロジェクト発足時のJMAS関係者等に、長年の功績を称えたメダルが授与された。また式典後には、プロジェクトで建設された8校の小学校による合同運動会が行われ、約300名の生徒が参加した。
別日には、石川県小松市にあるわくわくコマツ館のスタッフによる小学生を対象とした理科教室を実施し、チューブプレーン(ストロー飛行機)を作成するなど、交流を楽しんだ。
コマツは、今後もカンボジアとラオスにおける対人地雷や不発弾の除去活動、ならびに地域復興支援プロジェクトを継続して支援していくとしている。
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