福井村田製作所、約290億円投じて積層セラミックコンデンサの生産能力を拡大

 ㈱村田製作所の生産子会社、㈱福井村田製作所(福井県越前市)は6月8日、新たに用地を取得し、2018年6月より工場用地の造成工事を開始し、同年9月より新生産棟の建設を行うと発表した。今回の新生産棟の建設は、積層セラミックコンデンサの需要増加に対応するための生産能力増大を目的としている。

<用地取得の概要>

面積:58,624㎡

取得時期:2018年6月/今回の取得による福井村田製作所の敷地面積(宮崎工場を除く):182,811㎡

<新生産棟の概要>

構造・規模:鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)、地上6階

建設予定地:福井村田製作所西側エリア

延床面積:生産棟 54,144㎡、エネルギー棟 4,166㎡

建築面積:生産棟 9,295㎡、エネルギー棟 1,800㎡

工事期間:造成工事着工2018年6月、建物建設開始2018年9月、竣工2019年12月末予定

総投資額:290億円(建物のみ)

<株式会社福井村田製作所>

所在地:福井県越前市岡本町13号1番地

設立 1955年3月/資本金:3億円

代表者:代表取締役社長 井上 亨/工場長:取締役事業所長 中川 忠洋

従業員数:4,100名 (2018年4月30日時点)

事業内容:セラミックスをベースとした電子部品 (積層コンデンサ、ノイズ対策製品、電気二重層キャパシタ、など) の開発・製造

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