国際協力銀行(JBIC)、滋賀銀行向け投資クレジットラインに基づく個別契約並びに同行との保証契約を締結

■滋賀銀行、新生化学工業のインドネシア法人に融資

 国際協力銀行(JBIC)は6月7日、新生化学工業(本社:滋賀県、宮田陽一社長)のインドネシア法人PT. GLOBAL SHINSEI INDONESIA(以下「GSI」)に対する融資を行う滋賀銀行との間で、同融資を対象とする貸付契約(融資金額1.5百万米ドル(JBIC分))及び保証契約(保証対象元本:1.5百万米ドル)を締結したと発表した。貸付契約は、滋賀銀行と締結済の日本の中堅・中小企業の海外事業展開支援のための投資クレジットラインに基づく個別契約。

 融資は、GSIがインドネシアの西ジャワ州において実施する、プラスチック射出成形品の製造・販売事業に必要な資金を、滋賀銀行からのクロスボーダーローンにより借り入れることを支援するもの。

 新生化学工業は、1965年設立の中小企業で、電池用ガスケット(乾電池内の絶縁・密封部分)等のプラスチック射出成形品の製造・販売事業を手掛けており、2012年にGSIを設立した。インドネシアにおいては、経済成長等を背景に今後は電池用ガスケットに加えて自動車関連のプラスチック射出成形品等の需要拡大も見込まれる中、今般、新生化学工業はGSIの設備増設を通じたインドネシアでの事業拡大を企図している。

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