現代ロボティクス(本社:大邱市)が5月3日に発表した2018年第1四半期における建設機械部門(現代建設機械)の売上高は、前期(2017年第4四半期)比57.6%増の930.5(十億)ウォンとなった。また、営業利益は同306.6%増の61.8(十億)ウォンで、営業利益率は6.6%だった。中国とインド市場は、インフラ投資が増大したことで油圧ショベルの販売が増加した。新興国市場は、原材料価格の高騰による高採算中型・大型鉱業用油圧ショベルの売上が増加したとしている。
(1ウォンは約0.1円)
部門別売上高は、前期比72.7%増の750.6(十億)ウォン、フォークリフトは同12.4%増の119.9(十億)ウォン、部品は同22.7%増の60.0(十億)ウォン。前年に現代重工グループの再編統合により、建設機械部門などは現代ロボティクス傘下に入ったことなどから前年同期の比較は公開されていない。
なお、前年同期比は発表されていないが、当サイトの記録による2017年第1四半期売上高753(十億)ウォンとの比較では23.6%増、営業利益58.4(十億)ウォンとの比較では5.8%増となる。
現代の建設機械部門は、1985年に生産を開始し、油圧ショベル、ホイールローダー、バックホーローダー、スキッドステアローダー、産業車両などの建設機械を製造している。140カ国に500の地元ディストリビューターを通じて製品を販売し、サポートしている。 同部門は、米国、欧州、インド、インドネシア、ブラジル、中国(江蘇、山東、北京)に9つのグローバルオペレーションセンターを保有している。
リンク追加:現代建設機械2018年第1四半期プレゼン資料
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