アンデン(本社:愛知県安城市)の子会社のマルコンデンソー(本社:山形県西置賜郡飯豊町)は5月31日、デンソーグループの東日本における生産の一翼を担う拠点として、新工場を建設すると発表した。新工場による生産拡大とともに、取引先、地域から共感され、そして信頼され続ける企業となるために、6月1日付けで社名を「株式会社デンソー山形」へ変更する。
新工場建設と生産拡大に伴う投資額は、2020年までに約10億円を予定している。2018年7月に着工し、2019年3月に完成、2019年5月から順次生産を開始する計画。これにより、従業員数は2020年までに約50人増加する予定。
マルコンデンソーでは、従来から生産しているブザー、フラッシャー(方向指示器)に加え、今後のハイブリット・EV車へ対応した車両接近通報装置など音関係の製品を中心とした拠点として、さらなる顧客対応力の向上に取り組んでいくとともに、地域社会の発展に貢献していく。
<マルコンデンソーの概要>
社名:マルコンデンソー株式会社(6月1日から「株式会社デンソー山形」へ変更)
会社設立:1974年3月1日
資本金:3,750万円
出資比率:アンデン株式会社80%、株式会社デンソー20%
社長:夏目 宏/従業員数:211人(2018年3月末)、260人(2020年度見込み)
事業内容:ブザー、フラッシャ、各種ECU製造
敷地面積:約42,300㎡/延床面積:約5,300㎡(拡張前)、約10,900㎡(拡張後)