アスラテック、中嶋製作所の畜舎洗浄ロボット向けに遠隔操作システムを開発

  ソフトバンクグループでロボット・ソフトウエア事業を行うアスラテック(本社:東京都千代田区)5月28日、㈱中嶋製作所(本社:長野県長野市)の畜舎洗浄ロボット「クレバークリーナー」向けにロボット遠隔操作システムを開発したと発表した。
 

 クレバークリーナーは、高圧洗浄機を使用して畜舎内を自動で洗浄できるロボット。従来は、あらかじめ記憶させた動作による自動運転や、有線コントローラーによる操縦に対応していたが、今回開発した遠隔操作システムにより、畜舎から離れた場所にいるオペレーターが、畜舎などに設置したカメラの映像を確認しながらクレバークリーナーを遠隔操作できるようになる。
 

 この遠隔操作システムは、アスラテックの遠隔ロボットコントローラー「V-Sido WebConnect(ブシドー・ウェブコネクト)」の技術を活用して開発した。V-Sido WebConnectは、既存のロボットを遠隔で制御するためのコントロールボックスで、ロボットや制御用端末などに接続することで、ロボットへのコマンド送信や映像などの送受信を、インターネット経由でできるようになる。
 

 なお、この遠隔操作システムを搭載したクレバークリーナーは、2018年5月30日から6月1日まで名古屋市港区の名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)で開催される「国際養鶏養豚総合展2018」の、中嶋製作所のブースに出展される予定。
 

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