新明和工業、脱着ボデートラック(車両総重量7.5トン車対応)の新モデルを発売

■準中型免許に対応し、若手ドライバー採用を促進

 新明和工業は5月21日、脱着ボデートラック「アームロール®」の車両総重量7.5トン車対応の新モデルを5月22日に発売、ラインアップの強化を図ると発表した。

 脱着ボデートラックは、一般貨物のほか、廃棄物などを効率的に収集・運搬するため、荷台である コンテナの脱着機能と、コンテナをチルトアップして積載物を排出する機能を備えた車両 。

 新モデルは、市場に流通している標準的な4トン車用コンテナを搭載することができる、小型ワイド車対応モデルであり、特に2017年3月12日に新設された準中型免許に対応した車両(車両総重量7.5トン車)に架装を行うことで、準中型免許を取得した若手ドライバーが即乗車可能な車両となる。また、同じ小型ワイド車でも、従来(2007年6月2日以前)の普通免許に対応した車両(車両総重量8.0トン車)にも架装することができ、その場合はより多くの最大積載量で登録が可能となる。

 さらに新モデルでは、脱着ボデートラックを初めて操作するドライバーに対応したオプション『ビジュアルキャッチング・サポート』を新たに設定することで、脱着ボデートラックの操作をより簡単に行えるようにサポートすることが可能となった。この新オプションを装着することで、初心者ドライバーの早期戦力化が図れる。

 主な用途は廃棄物の収集・運搬などで、販売価格〔除くシャシ代金〕は、2,360千円(標準仕様、消費税抜き)で、販売目標は50台(2018年度)。

 なお、同社は5月22日から東京ビッグサイトで開催される「2018 NEW環境展(N-EXPO 2018)」に出展し、廃棄物収集の高効率化に貢献する本モデルの実車展示を予定している。

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