ダイトロン(本社:大阪市淀川区)は5月18日、愛知県一宮市の中部工場の敷地内に、新たにダイトロンD&Pカンパニー、装置事業部門の工場(中部第二工場)を建設すると発表した。
ダイトロンは中部工場を基幹工場として位置付けており、今回の第二工場新設により同一の敷地内に電子機器・部品関連の工場と製造装置関連の工場を併設することになる。これにより、生産部門の統合強化、技術融合や製造プロセス管理の統一化を実現し、新技術・新製品創出、生産効率の向上など、新たなシナジー効果の最大化を目指していく。
なお、他の既存工場については、研究開発機能・エンジニアリング機能を重点的に強化し、新工場の生産機能とともに開発・生産のネットワーク化を推進していく。
<新工場計画の概要>
名称:ダイトロン株式会社中部第二工場(仮称)
所在地:愛知県一宮市木曽川町門間字島海
建築面積:約2,400㎡(鉄骨2階建)/延床面積:約4,300㎡
投資総額:工場建設 8億円(建物及び設備機器)/資金計画:自己資金および借入金などにより充当
主な事業内容:フラットパネルディスプレイ製造装置、LSI製造装置、電子材料製造装置、光デバイス製造装置、エネルギーデバイス製造装置などの生産
<工場建設の日程>
工事着工:2018年6月(予定)/完成:2018年12月(予定)