荏原グループの荏原環境プラント(本社:東京都大田区)は5月16日、同社を代表企業とするグループとして、藤沢市(神奈川県)より「藤沢市北部環境事業所新2号炉整備・運営事業」を受注したと発表した。
同事業は、既存の北部環境事業所2号炉を解体して、エネルギー回収型廃棄物処理施設を新たに建設し、その後20年間の事業運営を行うもの。廃棄物を適正に処理し、生活環境を保全するとともに、大規模災害時に備えた強靭で復興拠点となりえる機能も有する施設を目指す。また、焼却熱を有効活用してエネルギー回収を行うなど、事業を通じ循環型社会形成を推進する。
<事業概要>
事業名称:藤沢市北部環境事業所新2号炉整備・運営事業
発注者:藤沢市 市長 鈴木 恒夫
施設規模:高効率ごみ発電施設 150t/日(150t/日×1炉、エバラ HPCC21型ストーカ)
余熱利用:蒸気タービン発電(4,440kW)
事業期間:設計・建設期間 2018年2月19日~2023年3月31日
運営期間 2023年4月1日~2043年3月31日(20年)
建設場所:藤沢市石川2168番地
契約金額:建設工事費 10,334,950,000円(消費税相当額を含まず)
運営事業費 6,822,820,000円(消費税相当額を含まず)