フランスの油圧機器メーカー、Poclain Hydraulics(ポクレン・ハイドロリクス、本社:Verberie )は5月11日、約2,000万ドル(約22億円)を投じて米国ウィスコンシン州Sturtevant(スターテバント)にある北米本社工場の生産設備を拡張すると現地で発表した。(全787字)
同社は、主に建設機械・車両市場向けの油圧モータ、ポンプ、バルブ、電気・油圧パワーユニットの製造業者。現地メディアによると、新しい生産エリアの拡張は、60,000平方フィート(約5,500㎡)以上になり、全体的に生産エリアのスペースが60%増加する。5月30日午後2時に新施設の起工式が予定されている。
Poclain Hydraulicsは、2001年にGrandviewのビジネスパークにある施設を北米本社として取得した。既存の現場開発はゾーンM-3であり、既存の施設利用要件を満たす。Poclainは、今回の追加投資により、将来のプロセスや製品製造を北米のポートフォリオに追加するために必要なフレームワークとフロアスペースが提供されると述べている。この追加には、製造設備への投資が伴い、合計2,000万ドル(約22億円)以上のプロジェクト投資が行われる予定。2018年後半に入居する予定。
「この追加の必要性は、北米におけるPoclainの堅調な成長と現在の製品ラインの拡大によるものです。将来の成長に対応し、北米への追加製品ラインの生産を可能にします。この拡張により、2018年に人員が10%増える予定です。今後のロードマップでは、米国の製造業におけるさらなる成長と投資が予測されます」とNorth America, Poclain(北米ポクレン)のMarkus Rauchhaus(マルクス・ラフハウス)グループディレクターは述べている。