AEM(全米機器製造業協会)は5月11日、2018年4月の農業トラクタとコンバインの販売台数を発表した。それによると、米国の自走式コンバインの販売台数は、前年同月比59%増加し、1~4月の累計販売台数は21%増加した。
米国の4輪駆動トラクタの販売台数は、前年同期比で4%増加した。2輪駆動トラクタは、100%HP以上の販売台数は7%減少し、40〜100HPは7%増となり、40HP未満のカテゴリは殆ど変化がなかった。1~4月の2輪駆動トラクタの販売台数は横ばいで推移した。
「2017年は2016年よりも優れており、2018年には伸びが鈍化しているものの、純農場収入の減少傾向は明らかに懸念されている。なぜなら、それは機器販売の大きな要因であるからである。あなたが望むなら、明るいところは、エージングマシンの継続的な交換の影響です。農家のビジネスや機器メーカーにとっての一つの欠点は、米国の保護主義の脅威である。だから、今年の3分の1にはまだ多くの不確実性が残っている」と、AEM上級副社長兼AGサービス担当のCurt Blades氏は述べている。