NTN、和解によりPeugeot S.Aらが訴訟を取下げ

 NTNは4月26日、2016年4月7日付「訴訟の提起について」で公表し通り、NTNは、英国競争審判所(Competition Appeal Tribunal)においてPeugeot S.A.及び同社のグループ会社計19社(以下、原告ら)より、訴訟(以下、本件訴訟)の提起を受けていたが、NTNに対する訴訟が取り下げられたと発表した。

 原告らは、当初、NTNを含む軸受メーカー8社を被告として、損害賠償額5億780万ユーロ(暫定額)を連帯して支払うよう求めており、現在までに訴状はNTNを含む4社に対し、1億5,450万ユーロ(暫定額)を連帯して支払うよう求める内容に変更されていた。

 NTNは原告らと交渉した結果、和解による早期解決が最善の策であると判断し、和解することにした。その結果、2018年4月24日(現地時間)、原告らよりNTNに対する訴訟が取り下げられた。

 ニュースリリース