東京エレクトロン、約260億円投じて製造子会社に新生産棟を建設、成膜装置などの製造装置市場の拡大に対応

 東京エレクトロンは4月25日、半導体製造装置の生産能力拡大を目的とし、製造子会社である東京エレクトロン テクノロジーソリューションズの山梨(藤井)および東北事業所内に新棟(生産棟)を建設すると発表した。

 東京エレクトロン テクノロジーソリューションズが開発・製造している成膜装置などの製造装置市場は、技術革新が続き大きな成長が見込まれている。新棟の建設により、市場と顧客の需要に迅速に対応することで、中長期における持続的成長を目指していく。

<新棟の概要>

1.山梨(藤井)事業所

 延床面積:32,455㎡

 構造:鉄骨造/免震構造

    階数:地上4階

 着工:2019年1月(予定)

    竣工:2020年4月(予定)

 建設費用:約130億円

 用途:枚葉成膜装置、ガスケミカルエッチング装置、テストシステムの製造

2.東北事業所

 延床面積:31,777㎡

 構造:鉄骨造/免震構造

 階数:地上4階

 着工:2018年10月

 竣工:2019年9月(1期工事完了(*))

 2020年12月(2期工事完了)

 * 生産棟の一部

 建設費用:約130億円

 用途:熱処理成膜装置の製造

■東京エレクトロン テクノロジーソリューションズ(株)事業概要

 2017年7月に東京エレクトロン山梨(株)、東京エレクトロン東北(株)が合併し、東京エレクトロン テクノロジーソリューションズ(株)を設立。

 従業員数:4,618名(協力会社含む) *4月1日現在

 本社所在地:山梨県韮崎市藤井町北下条2381-1

 事業内容:熱処理成膜装置、枚葉成膜装置、ガスケミカルエッチング装置、テストシステム、FPDプラズマエッチング/アッシング装置の開発・製造

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