米キャタピラー(Caterpillar Inc. 、本社:イリノイ州Deerfield)が毎月発表している機械の小売統計によると、2018年3月の全世界小売統計は前年同月比26%増となった。アジア/パシフィックは31%増、EAME(欧州・アフリカ・中東)は15%増、中南米34%増、北米27%増となった。2017年7月に2012年11月以来4地域すべてがプラスとなった後、9カ月連続で4地域がプラスとなった。
資源産業(マイニング)は全世界で50%増となり、9カ月続けて増加した。うちアジア・パシフィック29%増、EAME9%増、中南米22%増、北米は20%増だった。1~2月の大幅な伸び率からみればやや鈍化気味。
一方、建設産業(一般建機)は、全世界で21%増だった。14カ月連続で増加、うち11カ月は2ケタ増。4地域いずれも増加しており、アジア/パシフィック29%増、EAME9%増、中南米22%増、北米20%増となった。
エネルギー&輸送については、全体で21%増。PowerGen18%増、Industria1%増、Transportation11%増、Oil & Gas43%増だった。
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