斗山インフラコア、ミャンマー政府の入札で油圧ショベル68台を契約

 韓国の建設機械メーカー、斗山インフラコア(本社:仁川)は4月17日、ミャンマー政府が行った大規模な入札に参加し、ミャンマーと締結した最大の契約である68台の小型油圧ショベルの納入契約を獲得したと発表した。

 68台の油圧ショベルは、首都Naypyidaw(ネピドー)のSaggai(サガイ)地区とBago(バゴ)地区の新しい都市開発プロジェクトに使用される。内訳は7.5トン級のDX75が40台と5.5トン級のDX55が28台。

 契約獲得に成功したのは、期限内に機器の納品を保証するマーケティング戦略だけでなく、地域のディーラーのコミットメントと契約獲得に献身したことによるもの。また、この契約を結ぶもう一つの肯定的な要因は、DoosanCONNECTTMテレマティクスサービスを通じて、斗山インフラコアが70人以上の地域の人々に機器運営および保守教育を提供したことだとしている。

 ミャンマーの油圧ショベル市場規模は現在年間1,500台程度にとどまっているが、ミャンマー政府の国家インフラプロジェクトの拡大に伴い、需要は継続的に増加している。斗山インフラコアが市場参入した2010年はシェア2%だったが、2018年3月にはシェア19%に拡大した。

 斗山インフラの役員は、「急速に成長するミャンマー市場の顧客シェアを差別化された顧客価値で提供することでシェアを拡大していくつもりだ」と述べている。

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