ヤンマー、高出力の産業用ディーゼルエンジン2機種を発売

 ヤンマーは4月23日、欧州次期排ガス規制(EU StageV)に対応した最高出力155kWの高出力産業用ディーゼルエンジン2機種(4TN101/4TN107)を開発したと発表した。同製品により、エンジン製品のラインアップを拡充し、高出力の産業用ディーゼルエンジン市場に本格的に参入する。

 小型産業用エンジンや大型舶用エンジンでは、厳しい排ガス規制への対応が求められるとともに、使用する顧客の価値を高めるために低燃費・高効率、そして信頼性と耐久性が要望されている。

 開発したエンジンは、ヤンマーが長年培ったディーゼルエンジンの最新技術を集約することで、徹底的に高出力密度と低燃費にこだわりながら、各国の排ガス規制に対応した。ヤンマーは、従来から好評の56kW以下の小型産業用エンジンと併せて、各種産業用途に製品を提供していく。

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