日立造船は4月12日、2014年に大阪府寝屋川市から受注した寝屋川市クリーンセンターを建設していたが、このほど竣工したと発表した。
同事業は、「環境対策に優れた安全な施設」、「循環型社会・低炭素社会の実現をめざす施設」、「周辺環境と調和し、市民に親しまれる施設」、「経済的に優れた施設」をコンセプトに、一般廃棄物を安全、安定、経済的かつ衛生的に処理することが目的。
日立造船は施設のEPC(設計・調達・建設)などを請け負った。日立造船が開発した燃焼画像認識システム「CoSMoS(R)(Combustion Sensing Monitor System:コスモス)」も同施設に初めて導入した。
同事業は、循環型社会形成推進交付金事業に該当する。約22%の発電効率で発電出力4,710kWの発電設備を備え、CO2排出量の削減を図り、循環型社会・低炭素社会の実現に貢献していく。
<概 要>
施設名称:寝屋川市クリーンセンター
工事名称:寝屋川市新ごみ処理施設建設工事
施設規模:ストーカ式焼却炉200t/日(=100t/日×2炉)、発電出力:4,710kW
発注者:寝屋川市(北川 法夫市長)
契約金額:113億4,000万円(税抜き)