日本産業機械工業会、2月の環境装置受注は前年同月比44.0%の221億円

 本月の受注高は、221億9,800万円で、前年同月比44.0%となった。

1.需要部門別の動向(前年同月との比較)

 (1)製造業:機械向け大気汚染防止装置関連機器、産業廃水処理装置の増加により、192.4%となった。

 (2)非製造業:電力向け排煙脱硫装置、排煙脱硝装置の増加により、123.5%となった。

 (3)官公需:下水汚水処理装置、汚泥処理装置の減少により、51.4%となった。

 (4)外需:事業系廃棄物処理装置の減少により、2.1%となった。

2.装置別の動向(前年同月との比較)

 (1)大気汚染防止装置:機械向け関連機器の増加により、207.9%となった。

 (2)水質汚濁防止装置:官公需向け下水汚水処理装置、汚泥処理装置の減少により、51.7%となった。

 (3)ごみ処理装置:海外向け事業系廃棄物処理装置の減少により、23.3%となった。

 (4)騒音振動防止装置:その他製造業向け騒音防止装置の減少により、50.3%となった。

 環境装置の需要部門別受注状況(2018年2月) 

 詳細は、日本産業機械工業会