中国工程机械工業協会が4月6日に発表した2018年3月の油圧ショベル販売台数(25社ベース)は、前年同月比78.9%増の3万8,261台となり、2011年3月の44,100台に次ぐ過去2番目の高い記録となった。うち国内市場(香港、マカオ、台湾を除く)の販売台数は同78.0%増の3万6,643台、輸出は同100.4%増の1,607台となった。この結果、第1四半期(1~3月累計)販売台数は、前年同期比48.4%増の6万61台、うち国内は同45.9%増の5万5,913台、輸出は同105.1%増の4,131台となった。
今年の春節は2月16日(2017年は1月28日)と遅かったこともあり、業界の見通しは当初から3~4月に集中する可能性が高いと見られていた。
現地筋によると、1~3月のメーカー別では、三一重機が1万2,800台でシェア21.4%、次いでキャタピラーが8,300台、徐工が6,100台。斗山インフラコア、広西柳工、現代建設機械、山東臨工、コマツが続く。
3月の国内クラス別では、小型機(13トン以下)は前年同月比66.6%増の2万2,307台、中型機(13~30トン)は同100.6%増の9,492台、大型機(30トン以上)は同96.1%増の4,844台。構成比は、小型61%、中型26%、大型13%で、2月と比較してそれほど変化はない。
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