コマツアメリカ、2020年に北米本部をシカゴに移転

■コマツアメリカの新しい本社には、より良いコラボレーションを促進するための新しいオープンなフロアプランがあり、O’Hare(オヘア)国際空港へのより良いアクセス、主要な高速道路や公共交通機関へのアクセスが容易になる。

 コマツアメリカ(本社:イリノイ州Rolling Meadows)は4月9日、2020年に本社をイリノイ州Chicago(シカゴ)に移転する計画を現地報道機関に発表した。

 「Triangle Plaza、8770 W. Bryn Mawr Ave.」の新しいサイトには、より多くのコラボレーションと部門間のチームコミュニケーションを促進するための新しいオープンフロアプランが用意されている。このデザインは、顧客先のソリューションとサービスを推進する、cross-discipline collaboration (クロス・ディシプリン・コラボレーション:異ジャンルとコラボレーションの可能性)に注力している。

 オンサイトの設備と利点には、屋根付き駐車場、2つのヘルスクラブへの近接、ホテル、複数のレストランオプション、主要な高速道路、公共交通機関、オヘア空港へのアクセスが含まれる。

 コマツアメリカの会長兼CEOであるRod Schrader(ロッド・シュレイダー)氏は次のように述べている。「現在の従業員は主要な輸送手段の快適性と利便性を享受できます。新しいフロアプランはチームとワークストリーム*・サイロ**の崩壊への取り組みを支援します。 移転は、市内に居住し、近隣の大学で勉強している将来の従業員にとって、競争力と魅力を維持する上で役立ちます。」

 コマツアメリカの親会社であるコマツは、1970年に米国本社をカリフォルニア州San Franciscoに設立し、永住権を取得した。それ以来、ジョージア州アAtlanta、イリノイ州Libertyville、Lincolnshire、Vernon Hills、過去11年間はRolling Meadowsで活動している。

 コマツアメリカのリーダーシップは、移転の初期段階でRahm Emanuel(ラーム・エマニュエル)市長やその他の市職員と相談した。

*:効率向上のために定められた一連の作業や優先事項業務プロセスや業務。

**:アプリケーション・システムなどが、外部との連携を持たずに自己中心的で孤立している様を示す言葉。

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