アトラスコプコ、世界の自動車産業向けにドイツ合弁技術ビジネスの買収を完了

 スウェーデンのAtlas Copco(アトラスコプコ、本社:ストックホルム)は4月4日、Klingel Joining Technologies(クリンゲル合同テクノロジーズ)の資産の取得を終了したと発表した。同社は、自動車業界で使用されている接合方法であるフロードリル技術を専門としている。

 Klingel Joining Technologiesはドイツのミュンヘン近郊に拠点を置き、Klingel GmbHの3つの事業部門の1つ。同事業は、2017年に850万ユーロ(MSEK 82:約11億円)に近い売上げを達成し、23人の従業員がAtlas Copcoに加わった。

 Atlas Copcoは、2018年3月6日、Klingel Joining Technologiesの資産を取得することに合意したと発表。購入価格はアトラスコプコの時価総額に重要なものではなく、開示されていない。

 フロードリル技術は、アルミニウムおよび混合材料用途に使用される機械的接合方法。買収した事業は、アトラスコプコの工業技術事業部門の産業組立ソリューション部門の一員となる。

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