フランスCISMAの発表(3月16日)によると、昨年17,400台(ホイールとクローラーの両方のショベル)販売されたフランスは、市場シェアの18%を占めているヨーロッパで3番目に大きな市場と見られる。それは世界で7番目に大きい市場。具体的には、ホイールショベル(2017年販売:1,740台)について、フランスは韓国(同:4,300台)とドイツ(同:2,800台)に次ぐ世界第3位だったとしている。
フランスの油圧ショベル市場は2017年に23%増加した。これは西ヨーロッパで最も高い成長率の1つ。具体的には、ホイールショベルは31%増加、ミニショベルは24%増加、クローラー式ショベルの販売台数は16%増だった。
ローヌ=アルプ地域は、市場全体の10%を占めている。販売台数(1,740台)の中で最大の地域であり、プロヴァンス・アルプス・コートダジュール地域(全市場の8.1%)が続いている。イル=ド=フランス地域(パリとその郊外)は3位にランクされている。昨年1,370台の油圧ショベルが販売された。それは市場の7.8%に相当する。
クローラー式ショベルの販売に関しては、2〜3トンのセグメントが昨年最も重要だった(フランス市場全体の31%)。さらに、フランスはこの分野において、ヨーロッパで最初の地位を築いている。
機械工学産業連盟(FIM)のメンバーであるCISMAは専門組織。貿易協会は、建設、インフラ建設、鉄鋼産業、および取扱いのための設備を構想、生産、販売するヨーロッパに拠点を置くビジネスを集めている。また、これらの材料のために特別に作られた部品および装置の供給者も含む。現在、CISMAはフランスの約3万人を雇用している200社(SME、SMI、国際グループの子会社)と規模が大きくなっている。これらの事業は、生産の58%を輸出し、79億ユーロの収益を生み出している