大林道路は3月20日、同社機械センター(埼玉県久喜市)でローラーなど重機の緊急停止装置のデモンストレーションを行ったと発表した。
開発した緊急停止装置は、重機の走行エリアに、作業員や重機等の障害物が立ち入ると、センサが感知し、ブレーキを作動させて重機の走行を止める安全装置。障害物を検出するセンサには、スキャン角度270°、スキャン半径6mの範囲で赤外線を発光する回転式レーザ発光型の測域センサを採用しており、重機周辺の危険範囲を任意に設定でき、人、物を問わず障害物を感知することができる。
装置は、全国の工事で機材を用意に調達できるように、道路建機レンタル会社のユナイトと共同開発した。現在、レンタル機へ装着し全国の工事で使用している。