英国の大手建設機械メーカー、JCBは3月19日、毎年約190,000台の機械が販売されている世界的な油圧ショベル市場で競争する「Xシリーズ」の開発に1億1,000万ポンド(約164億円:1ポンド149円計算)を追加したと発表した。
JCBのBamford(バムフォード)会長は次のように述べている。「1965年にJCBが最初に製作して以来、油圧ショベルの市場は大きく成長しました。Xシリーズは高度な技術革新を含む進化製品です。オペレータは開発の中心にあり、使用するのが非常に快適です。Xシリーズの開発コストは、民間企業にとって大きな投資ですが、市場機会が大きいため、私たちはこれを行うことができて非常に喜んでいます。」
グループCEOのGraeme Macdonald(グレーム・マクドナルド)氏は、「これは大規模な投資であり、JCBがクローラ式油圧ショベル部門でその存在をいかに深刻に築いているかを強調している。 過去4年間にわれわれの設計チームは、建設業界が現在経験している成長期のチャンスをつかまえる準備が整った、ゲームチェンジの油圧ショベルを開発してきました。」
「JCBは1965年に最初の油圧ショベルを製造しました。「Xシリーズ」はこの新しい機種がこの特定タイプのJCB製品の第10世代であることを示しています。 新しいXシリーズの主な特徴のいくつかは、市場で最大のもののうちの1つになる15%大きいキャブを含んでいます。この新しい機械では、燃料消費量も15%向上し、生産性も10%向上しています。」
JCBの新製品への投資は歴史的レベルで実施されており、最新の技術革新には、油圧ショベルと静油圧駆動(HST)の最高の特性を兼ね備えたJCB Hydradigホイール式油圧ショベル、14台のミニ・クローラショベル、新型ホイールローディング・ショベル、DualTech VT ローダーなどがある。