村田機械、滋賀大学データサイエンス学部と連携・協力に関する協定を締結

 村田機械(本社:京都市)は3月23日、国立大学法人滋賀大学(本部:滋賀県彦根市)と、データサイエンスの研究及び人材育成の分野において連携・協力し、データ活用による産業機械の新たな価値創出を目的とした協定を3月16日に締結したと発表した。

 村田機械が提供する繊維機械、工作機械、物流搬送システム機器、半導体搬送システム機器などの各種産業機械システムでは、製品ライフサイクル全般にわたる幅広い領域で、顧客に新たな価値を提供することが求められている。そのため、機械から得られる大量のデータを活用した産業機械のIoT・AI実現のための技術開発に取り組んでいるが、的確なデータ分析を行うことができる専門人材の不足が課題となっている。

 こうした背景から、村田機械は2017年4月に国内初のデータサイエンス学部を設立した滋賀大学の協力を得て、高度なデータサイエンスの人材育成セミナーを社内で実施してきた。今回の提携により、今後はさらに機械のビッグデータ解析に関する共同研究を行うことも視野に入れ、産業機械システムの新たな価値創造とさらなる高度化に挑戦していく。

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