国際協力銀行(JBIC)、エポック社がラオスで実施する玩具事業に融資

 国際協力銀行(JBIC)は3月19日、㈱エポック社(本社:東京都、前田道裕社長)との間で、融資金額計3百万米ドル(JBIC分)を限度とする貸付契約2件を締結したと発表した。融資は、三井住友銀行との協調融資によるものであり、協調融資総額は計約5百万米ドル相当。(1ドルは約106円)

 融資は、エポック社のラオス人民民主共和国法人EPOCH TOYS (LAO) CO., LTD.(以下、ETL)が実施する玩具の製造拠点の新設に必要な資金をエポック社に対して融資するもの。

 老舗玩具メーカーであるエポック社は、欧米を中心に世界各国への販売網の確立や中国の自社工場による生産の構築等を通じてグローバルな事業展開を推進している。海外における玩具市場が拡大基調にある中、エポック社は、ETLを設立し、生産拡大を企図している。融資は、こうしたエポック社の海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献する。

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